ダン・ブラウン「ダ・ヴィンチ・コード」角川書店

公開日: : 最終更新日:2013/03/13 書評(書籍)



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面白い。

自分で年をとったと感じる。文字の並べ替えなどの言葉遊びや暗号については、小さい頃にいくつかの本を読んで一通り知っていたので、謎解きの面白さが半減してしまった。

昔、帝都物語が流行った。そのころの私の知識レヴェルでは、この類の知識の洪水のような話はハマった。しかし、今回は知識がつていた分だけ冷静に読めた。期せずして、この本の解説が荒俣宏氏。先日本屋で見かけた彼の著作のレックス・ムンディの帯に「ダ・ヴィンチ・コードより面白い」と書いてあったのはこのことか、と思った次第。

ただ、マグダラのマリアはその存在を知っていたが故に、その登場のところでは面白さが増した。聖書に関する本を読んでも、彼女についての説明はいつも意味不明だったので。

結末もそれなりに確りと書かれていて、最後に家族が再会するところでは涙腺が緩んだ。

ただ、こういう「主演男優が出会う助演女優が、妙齢で、男がおらず、最後に主人公と恋に落ちる」というのは、どうにかならないものか。世の中はそう都合よくは行かないと思う。



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