田中陽ほか「藤原秀次郎会長が説く マニュアルこそ優しさの象徴(特集しまむら流)」日経ビジネス2006年5月22日号

公開日: : 最終更新日:2012/09/27 書評(雑誌), 日経ビジネス



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浦和で降りられずに大宮とは、なんともリアルでドラマティックな。とても経済誌の中の記事とは思えない

先日のガイアの夜明けでも、一商店だったころのニトリや大塚家具の店舗写真があった。昔にプロジェクトXで見た日本で最初のセブンイレブンの写真も覚えている。こういうのにもドラマを感じる

ここでは、しまむらも当初の名称である島村呉服店となっている。現在シャッターが下りっぱなしになっている歴史ある商店街にもそういう名前の店はたくさんあるだろう。しまむらとの違いは何か。そして、そういうシャッターを閉めた人はどうやって生計を立てているのか。意外と生活には困っていないんじゃないかと想像してみたりする



・流通業界の多くの経営者は強烈なリーダーシップで会社を引っ張り、1代で大企業に育てあげた。しかし藤原にはそんな“太閤記”などない。埼玉の片田舎の呉服店とは縁もゆかりもなかったが、ある出来事が藤原の人生と、しまむらの将来を大きく変えた。それは駆け落ちだった。慶応義塾大学を卒業し、実家の神奈川県横須賀市にある家庭用品・日用雑貨店で家業の手伝いをしていたが、長男が継ぐことになっていた。親に結婚を反対され居場所がなくなった藤原は1970年春、家を出る覚悟をする。「東京では横須賀に近すぎてすぐに見つかってしまう」。誰も知り合いのいない埼玉県の県庁所在地、浦和(現さいたま市浦和区)を目指すことにした。ところが上野駅で飛び乗った高崎線の列車は浦和駅には停車せずに通過してしまい、仕方なく大宮駅で下車し、そのまま大宮で小さなアパートを借りて2人の生活が始まった、藤原が働き口を探そうと新聞の募集広告で目に留まったのが「島村呉服店」。当時、埼玉の北西部の小川町などに3店しかない衣料品店だったが、セルフサービスによる販売手法を57年頃に導入するなど創業者の島村恒俊は近代的な経営を目指す進歩的な人物で、論理的に物事を考える藤原とは馬があった。「小さい会社だから成果がすぐ出る」と思い、しまむらに転がり込んだ





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