箱田忠昭「いつも忙しい人、なぜか余裕のある人 最後に笑う人の時間管理術」PHP研究所

公開日: : 最終更新日:2011/09/08 書評(書籍)

主張のトーンがハードで気に入ったな。おもしろくて休憩を入れずにあっという間に読み終わってしまった でも、内容としては、類書と同じようなことばかり。「夢を手帳に書け」ということも含め、確かに最近の有名な人たちよりははるか昔から主張していたんだろうけど。この書き方はちょっと残念 ただ、出典が多く記載されていて、次の芋づる式読書に利用価値大
p15.即今(今やらずに、いつやりますか)、当処(ここでやらずに、どこでやりますか)、自己(あなたがやらずに、誰がやりますか) p27.①期限つき、②具体的、③見える化、という3つの尺度を設けた場合に、あなたのもっている願望は本当に”目標”になっているだろうか? p31.昔からキリストも釈迦も、偉い人というのは「たとえ話」以外はしなかったというくらいに、真理をわかりやすく伝えている p33.時間管理と、ひと口にいうが、いつの時間を管理するか。昨日は永遠にない。明日もない。つまり、変えられるのは明日ではなく、「今日」しかない。今、この時間に、「時は命なり」と自覚した人は、「そのうち病」は無縁となる p54.ピーター・ドラッカーの仕事のできる人の条件3つ:①より速く仕事をする(量)②より良い仕事をする(質)③今やるべきことをする(優先順位) p60.コマ切れ時間には、「あらかじめコマ切れ時間にやると決めておいたことをする」。これは、飛行機でいうスタンバイリストである。これがあれば、仮にキャンセルで「空き」が生じても、すぐに次の人を乗せられる p62.「書いておくこと」を心がけよう。それは、やるべきことのみならず、「将来こういうことをしたい」という理想も含めて、全て書いておくのである。イエール大学の卒業生のうち、社会的に大成功したのは全卒業生のわずか3%であり、その人たちは皆「人生目標を紙に書いていた」というデータがあるくらいだ p78.あなたの席にやってきて長々と話をしている上司、なかなか終わらない会議。あなたの時間を奪いとっていく「ドロボウ」のようなものは、英語でタイムスティーラー(Time Stealer)といっている p82.ピーター・ドラッカーは「マネジャーにとって最も大事なことは、時間をプランしてつかうことである」とっている。昔から「段取り八分、実行二分」という言葉もある。準備、計画のための時間が必要である p89.天は人に「24時間」を平等に与えてくれた。しかし、フルに使えて「任せられる」という人がもう1人いたら、あなたには48時間あるのも同じだ p92.ナポレオンが「軍服が軍人をつくる」といったように、「形から入る」ことによって人はそれにふさわしい中身も身につくということもある p102.相手が好きなら自分も好き、嫌いなら嫌いというようにしていくことで、お互いの関係を良くしていくことになる。これがペーシングの三角理論である p106.ザイアンスという心理学者は、「単純接触の原理」ということを、実験を通して説いた。私は研修の中でこれをザイアンスの法則として紹介している。人は知らない人には攻撃的、批判的、冷淡になるが、人はその人に「会えば会うほど好意を持つ傾向がある」ということである。これは昔から営業の世界で言われているように「用がなくても通え」というのが本当であることを示している p122.ハーッ!ヒャーッ!フォーッ!ヘーッ!ホーッ!と、一見ギャグ風だが、まじめにやるところがポイントだ。時々でいいから、まじめなあいづちの間に混ぜると、効果は絶大である p145.用を足しながら、英語の勉強をし、ジョークを訳す。それを講演で使い、出版も行い、印税も稼ぐ。考えてみたら、朝の十分間ですごいことができるものである p147.ベツレヘム・スチール者が小さな会社だったころ、「会社発展のプロ」コンサルタントから意見を、ということになった。その人物アイビー・リー氏は社長のシュワッブ氏に対し、仕事の効率化による、会社発展のためのシステムをアドバイスすることになった。そのアドバイスはいたって簡単なものだった。それは「寝る前に、翌日やらねばならないことを6つ思いおこせ」というシンプルなものであった。そして、そのやるべきことに「優先順位」をつけろというのである。「1から6まで、優先度の高い順に書くこと。それを白い紙に書いて翌朝、背広のポケットに入れて出社せよ」というのがアドバイスであった。「会社についたら一番目の仕事を全力をつくして終わらせる。次に二番目の仕事を終了させること。そして上から順番にやっていけばよい」「リー先生、仮にその日に2つとか3つしか出来なかったらどうするのですか?」「心配はいりませんよ社長、なぜならより大事なことはもう終わっているからです」というわけだ p163.鉄鋼王と称されたアンドリュー・カーネギーに、悪意をもった者が様々な質問を投げかけてくることがあった。何とかしてカーネギーの知識のなさをバカにして、彼の足を引っ張ろうというのである。それに対して、「あなたの質問された細かなことは、確かに私は全て知りません。ただ、自分のわからないことは、1つ1つ、誰に聞いたらいいのかはっきり分かっています。ですから、全く心配はいりませんよ」 p175.最近、夢を手帳に書くようなことは、多くの人が説いている。私はすでに20年前からこのことを提唱してきている
20070519235900

google adsense

関連記事

no image

司馬遼太郎「功名が辻(4)」文春文庫

20050712231000 文庫本ではこれが最終巻。このようなショッキングな終わり方をす

記事を読む

no image

横石知二「そうだ、葉っぱを売ろう!」ソフトバンククリエイティブ

素材自体が大変に面白い。実話のおもしろさ、地方の農業振興、必然的に年寄りの話ということで熱い物語にな

記事を読む

no image

荒濱一、高橋学「 結局「仕組み」を作った人が勝っている」光文社

タイトルに惹かれて購入した本。簡単に読み進められるし、内容的にも事例の紹介の部分と、その纏めと主張の

記事を読む

no image

小川洋子「博士の愛した数式」新潮社

帯に惹かれて購入。私の読後感は、その推薦に違わなかった。内容は気が利いているものの、静かであり、特に

記事を読む

no image

佐藤優「国家の罠-外務省のラスプーチンと呼ばれて-」新潮文庫

こういう知識欲を満足させてくれる本は、その中で別の本の紹介をさりげなく入れてくれているものだ。早速、

記事を読む

no image

藤本壱「これだけは知っておきたい Webアプリケーションの常識」技術評論社

20120525004813 思うところあって、少しずつネットやウェッブやプログラミングの基礎を勉

記事を読む

no image

山田修「あなたの会社が買われる日」PHP研究所

なんか、実際に読んでみて、タイトルとは全然違う内容に驚いた。M&Aのことが書いてあるわけではない。会

記事を読む

no image

芦永奈雄「コミュニケーション力を高める文章の技術」フォレスト出版

20100918215229 文章の技術、というよりは、一言、「言いたいことを探せ」という

記事を読む

no image

西川善文「ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録」講談社

20120514002041 コンフリクトが面白かった。SMFGの増資の際、GSとの合作で実現した

記事を読む

no image

野村正樹「上に立つ人の24時間管理術」すばる舎

自分でも、よくもこの類の本ばかり読んでいるという気がする 上司の立場から、時間管理という切り口でハッ

記事を読む

google adsense

google adsense

MediaPad M3 LTE プレミアムモデル購入して2か月

20170409130135 もう2か月が経ってしまったけど、記

Windows10アップグレード導入

20160307001116 2台のノートPCにつき、無料のWi

Nexus 6Pが届いた

20151105221617 無事に届いた。 海外荷物受付

Nexus 6Pが発送された

20151103103105 「発送しました」って内容のメールが

Nexus 6Pを発注した

20151031100625 それまでもネット経由でいろいろ調べ

→もっと見る

  • 名前:Max 年齢:人生の2合目くらい 誕生日:夏の暑い日 一言:他言無用ということでお願いします
  • あわせて読みたい
  • にほんブログ村 本ブログへ
PAGE TOP ↑