安田佳生「千円札は拾うな。」サンマーク出版②

公開日: : 最終更新日:2012/10/15 書評(書籍)



20071210060000





安田佳生「千円札は拾うな。」サンマーク出版①”の続き



p78.上手な無駄遣いこそが、その会社を豊かにすると言っても過言ではない。なぜなら、会社の業績を伸ばすためには、投資において「無駄なお金」を使うことがどうしても必要だからだ

p83.投資先として最も確実なのは、「人材」と「情報」、そして「ブランド」である。何十倍、何百倍という投資効率を生み出す可能性があるのは、人材と情報、そしてブランドだけだからだ



確かに思う。自分の中で他人で代替できるものはどんどんアウトソースしていかないと、アウトソース分の費用しか稼げなくなる。そしてアウトソースになじむことというのは、まず労働集約的なことだ



p85.ビジネスにおける投資は、投資金額が大きくなればなるほど確率の高い勝負ができる。自分の1億で勝負をするより、借りた5億で勝負したほうが成功する確率が高くなるのなら、借りない理由は見つからない

p86.本当は電車のほうが時間も早く正確なうえ、値段も安い。それでも私があえてタクシーを使っているのは、電車に乗ると心がすさむからだ



タクシーの利用については極めて同感。自分も最近は2回に1回はタクシーを使っている。電車で不愉快なことには事欠かない。一方で良いことは少ない。早く正確に移動できるということもあまりなかったりする。乗り換えに時間がかかるし、正確性に対する信頼性が高すぎて、事故や遅延の類に対する許容度が低くなっているので、余計不愉快だ



p87.なんでワガママな!と罵声が飛んできそうだが、「嫌なことはしない」ということは、とてもまっとうな理由だと思っている。なぜなら、私が日々頑張っているのは何のためかと言ったら、それは「人生を快適に楽しく生きるため」だからだ



上述のとおりの考え方から、他人で代替できることはしたくないと思っている。だから他人が代替できる仕事は嫌なのだ。じゃあ、他人で代替できない仕事とは何か。それは著者も言うように余った時間で創造すればいいのだ



p88.世の中には「アリ」と「キリギリス」しかいないと思っている人があまりにも多い。蓄えは少ないけれど、謳って楽しく過ごすことで厳しい冬を生き抜く力を得ている虫だっているはずだ



これは名言。あれかこれかと二者択一を迫ることで、勝手に土俵を決められて、その中で決めなければならないと思考を誘導されることが多すぎる。そしてそれに慣れてしまうと、それ以外の行動ができなくなる。最近の晩婚化も、結婚の提案が既存のメニューとしてきっちりと提供されていないからだと思ったりする



p90.飲食店でまずいものが出てきたら、店の人に「まずいです」とハッキリ伝えて食べない。これは何を「もったいない」と考えるか、という自分の中の基準の問題である



総論的には賛成だけど、わざわざ自分から、しかもこのようなトゲのある言い方をしなくてもいいだろうとも思う。店側としては大変にありがたい客だけれども



p91.自分の人生を納得できるものにするためには、常識や、他人や社会の基準に惑わされない自分自身の「軸」が必要なのである。そのためには、「明らかな答えのないもの」の答えを考え、自分の「軸」をはっきりさせることが、とても大切なのだ

p93.今、ヨーロッパでは、食事をスモールポーションに分けて提供するのが常識として定着しつつあるが、実はこれは、世界の料理が日本食に出合ったことによって生まれた文化なのだ



ほんとかね。出典あるのかね



google adsense

関連記事

no image

田中章夫「日本語雑記帳」岩波新書

20130113174129 人生を大学からやり直すならば、このような日本語の研究者になり

記事を読む

no image

ダイヤモンド社編訳「世界で最も偉大な経営者」ダイヤモンド社

これを読むと、偉大な経営者は時代の波にうまく乗った者ということができるのではないかと思う。そうでない

記事を読む

no image

鎌田浩毅「次に来る自然災害」PHP新書

20120702005354 今回の東日本大震災を解説し、そんな災害が発生するに至った前提とし

記事を読む

no image

日経BP企画編著「図解90分でマスター ネットではじめる為替取引」日経BP企画

本全体が洗練されている。見開き毎に論点が整理され、説明がコンパクト。入門書として必要十分な内容。わか

記事を読む

no image

山根一眞「メタルカラーの時代1」小学館文庫

20111223080312 福島の原子力発電所が事故になったせい、関東で電力供給が悪くなり、さら

記事を読む

no image

山田ズーニー「話すチカラをつくる本」三笠書房知的生きかた文庫

極めて平易に、話すチカラをつける方法を教えてくれる。正攻法であり、しかも必要なことは容易。分量も少な

記事を読む

no image

林田正光「リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと」あさ出版

ホテル勤務経験の長い著者による接客サービス術に関する知見の集大成。頷ける記述が多く、買って正解。

記事を読む

no image

母里啓子監修「今年はどうする? インフルエンザ」ジャパンマシニスト

ああ、いったいここ数年の自分の中の熱狂はなんだったのか。ご説ご尤も。このまま気が変わらなければ、来年

記事を読む

no image

ドミニック・ローホー「シンプルに生きる」幻冬舎

20111225203801 ちょっと難しい本。内容は至って簡単で参考にもなるが、完全に同意しがた

記事を読む

no image

原丈人「21世紀の国富論」平凡社

20120817001241 かなり昔の本になってしまったが、新鮮さは失われていない。もっ

記事を読む

google adsense

google adsense

MediaPad M3 LTE プレミアムモデル購入して2か月

20170409130135 もう2か月が経ってしまったけど、記

Windows10アップグレード導入

20160307001116 2台のノートPCにつき、無料のWi

Nexus 6Pが届いた

20151105221617 無事に届いた。 海外荷物受付

Nexus 6Pが発送された

20151103103105 「発送しました」って内容のメールが

Nexus 6Pを発注した

20151031100625 それまでもネット経由でいろいろ調べ

→もっと見る

  • 名前:Max 年齢:人生の2合目くらい 誕生日:夏の暑い日 一言:他言無用ということでお願いします
  • あわせて読みたい
  • にほんブログ村 本ブログへ
PAGE TOP ↑