河村望「上総の飛鳥」人間の科学社

公開日: : 最終更新日:2013/01/28 書評(書籍)



20080910060000





教養のために、読んでいく分にはなかなか楽しいのだけれど

こんな悪文を読んだのは久しぶりだ。エピソード集みたいなもんで、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、斑のある文章。そして結局何を言いたいのかが明示されていない。接続詞の使い方を含めた、単純なまた文章術もどうにも。昔の学者はこのような悪文でも許されたということなんだろう

内容として特に記憶に残るのは、メインのテーマである、上総に大きな都があったという示唆。また壬申の乱で破れた大友皇子=弘文天皇が上総まで落ち延びたということ。いずれも根拠はあまり書いてない。後者については上総の地元の民話にそのようなことが言い伝えられ、かつそれと平仄の合う神社の謂われなどが残っているということでロマンがある。たまたま同時期に読んでいた別の本で、大海人皇子は実は天智天皇よりも年上であり、兄弟ではないのではないかという本も読んでいたので、この辺りの時代のことが印象に残った。それにしてもこの辺りの時代に魅力を感じる要素って何なのだろうか。自分だけじゃないと思うけど



google adsense

関連記事

no image

渡部昇一「知的生活を求めて」講談社

先日読んだ”渡部昇一・林望「知的生活 楽しみのヒント」PHP研究所”の対談中、渡部氏が「古希を迎えた

記事を読む

no image

山口正人・豊田圭一「自分がいなくてもまわるチームをつくろう!」明日香出版社

20090601013127 だいたい、こういうテーマの本は読むようにしている。新しい発見

記事を読む

no image

竹内薫「99・9%は仮説」光文社新書

20100507220350 これもかなり昔の本になってしまった。内容は面白いが、誰が読む

記事を読む

no image

ダニエル・ピンク「フリーエージェント社会の到来」ダイヤモンド社

20120202235815 アメリカの本らしく、充実過ぎるほどの実例と、くどいほどの同じ

記事を読む

no image

サントリー次世代研究所「U35世代 僕と仕事のビミョーな関係」日本経済新聞社

20050926234348 35歳以下の会社員、このカテゴリに典型的な、主にダメな考え方

記事を読む

no image

普通であること/森博嗣「常識にとらわれない100の講義 」大和書房①

20130217011236 著者の本って、縁がなくて。これが初めての本。本業はフィクショ

記事を読む

no image

桜井章一「負けない技術」講談社+α文庫

自己啓発書、経営指南書ばかり読んでいては気付かない教えが多い 勝たなくても負けないという考え方、自

記事を読む

no image

竹村公太郎「日本史の謎は「地形」で解ける」PHP文庫

20141008223058 日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫)著者 : 竹村公太郎PH

記事を読む

no image

佐藤優「読書の技法」東洋経済新報社

20130428215646 相変わらず、おもしろい 本は外側から攻める。表紙と裏表紙、

記事を読む

no image

小林和之『「おろかもの」の正義論』ちくま新書

頭の体操として 「死んでお空の星になるのではなく、生まれてくるずっと前にお空の星だった」って、いうの

記事を読む

google adsense

google adsense

MediaPad M3 LTE プレミアムモデル購入して2か月

20170409130135 もう2か月が経ってしまったけど、記

Windows10アップグレード導入

20160307001116 2台のノートPCにつき、無料のWi

Nexus 6Pが届いた

20151105221617 無事に届いた。 海外荷物受付

Nexus 6Pが発送された

20151103103105 「発送しました」って内容のメールが

Nexus 6Pを発注した

20151031100625 それまでもネット経由でいろいろ調べ

→もっと見る

  • 名前:Max 年齢:人生の2合目くらい 誕生日:夏の暑い日 一言:他言無用ということでお願いします
  • あわせて読みたい
  • にほんブログ村 本ブログへ
PAGE TOP ↑