司馬遼太郎「関ヶ原(上)」新潮文庫

公開日: : 最終更新日:2013/02/18 書評(書籍), 司馬遼太郎



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昔読んだものを読み返すことがあってもいい。司馬遼太郎の有名なものは過去に文庫本で買っているし、処分しても大したスペースを確保できないので持っていたもの。最近疲れていて気休めにと思って読み返している。これほどに軽い話だったっけ?という印象。年と経験がそうさせるということか。それともたまたま現在の心境によるものか

「関ヶ原」は、「国盗り物語」と「新史太閤記」を続けて読んだ後に読むのがお勧め



p28.「ひとは生得の短所はついになおせぬものだ。短所を改めんがために大苦しみするよりも、短所に大あぐらをかいて長所をのばすほうが、急務だ」

p80.彦根の市長さんである旧伯爵井伊直愛氏が学習院の小学生だったころ、ある夏、おじいさんが、旅行に連れて行ってやろうといって東海道線に乗り、関ヶ原駅でおろされた。その関ヶ原の夏草のなかに立ち、「お前のご先祖がここで奮迅の働きをなされたればこそ、お前はこんにち、安楽に暮らせている。ご恩をわすれてはいけない」と言われたそうだ」



このように何代にもわたって利益を及ぼすような偉大な先祖であれば法事も墓参りもしようというものだ。それ以外の庶民においてそんなことやるのはナンセンスだと思ったりする



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  • 名前:Max 年齢:人生の2合目くらい 誕生日:夏の暑い日 一言:他言無用ということでお願いします
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