蛯谷敏「三井物産 人材活性プラン、そろり始動 (現場力)」日経ビジネス2009年5月18日号

公開日: : 最終更新日:2012/02/10 書評(書籍), 日経ビジネス

社員が同質であることの限界。視野を広げる 部門を横断して様々な経験を退職の危うさなしに可能とする、社内転職のできる大会社の正社員はかなり恵まれた身分だ
・部門に適した人材を、各々が責任を持って育成する伝統が連綿と続いてきた。無論、社員の希望によって部門を異動する制度を設けている商社も少なくないが、制度を利用して頻繁に社員が移動しているケースは稀だ。ところが、昨年開始した人材ポートフォリオ戦略は、三井物産のこうした慣習にあえて背を向けた。「社員が同質であることによる限界が見えてきた」。制度導入の理由を、雑賀大介・人事総務部長はこう説明する。予測可能な課題に対応できる人材を育てるためには、多様な経験、人脈が不可欠。視野を広げる上でも他部門での経験が重要なのだという。過去にも、事業撤退などによる部門を越えた異動は実施されていた。だが、今回が過去と違うのは、多少利益が出ていようとも、人材が余剰と認定された部門は、より成長性の高い部門に人材を送り出す点にある。今年もまた100人程度の異動が予定されている。人材ポートフォリオによって再配置した社員の多くは30~40代。課長代理クラスという、本部の中では中核として働く社員が多い。「新しい部署に移された人材にも、受け入れた側にもカルチャーショックが生じる。互いに刺激を与え合い、両者に新たな発見をしてもらうことが狙い」と経営企画部長の田中聡氏は説明する
20090528010000

google adsense

関連記事

no image

中村彰彦「知恵伊豆に聞け」実業之日本社

「知恵伊豆」という言葉をときどき耳にするのだが、どのような人で、そのように呼ばれるようになった実績と

記事を読む

no image

山田真哉「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」光文社新書

万人に薦められる 流行り本系の香りがするので、速やかに売り飛ばすつもりで読み始めた。軽やかに読むこ

記事を読む

no image

小阪裕司「招客招福の法則2」日本経済新聞出版社

新聞の連載コラムの単行本化。内容的に日経の堅いイメージとは違うようにも感じるが、日経MJのほうのよう

記事を読む

no image

金田信一郎「鈴木二郎氏 頭取辞し、パンに賭ける(ひと劇場)」日経ビジネス2007年11月19日号

内容自体はつまらないわけではない。しかし、特段の共感を得るでもなかったこの記事。わずかに引っかかりを

記事を読む

no image

ピーター・セージ「自分を超える法」ダイヤモンド社

20120707111440 また自己啓発的な本を読んでしまった。ダイヤモンド社らしい本だ

記事を読む

no image

福岡伸一「生物と無生物のあいだ」講談社現代新書

いわずと知れた最近のベストセラー。この人はすごく文章がうまいと思った。楽しい読み物 しかし、最後の

記事を読む

no image

桜井進「面白くて眠れなくなる数学」PHP

20120317000255 秋葉原の某大型書店で平積みになっていたことが切っ掛けで読み始めた一冊

記事を読む

no image

大竹文雄「競争と公平感」中公新書

20120319221749 中公新書って、その装丁のリジッドな割には、中身は平易ですらすらと読め

記事を読む

no image

田坂広志「知的プロフェッショナルへの戦略」講談社

この本は表面的には読みやすいのだが、実は読みにくい。話し言葉で書かれており、おそらく本人が語ったこと

記事を読む

no image

BusinessWeek「バフェット氏のCEO操縦法(リポート)」日経ビジネス2010.4.5

20100725121313 投資先の1つである米地銀M&Tバンクのロバート・ウィルマーズCE

記事を読む

google adsense

google adsense

MediaPad M3 LTE プレミアムモデル購入して2か月

20170409130135 もう2か月が経ってしまったけど、記

Windows10アップグレード導入

20160307001116 2台のノートPCにつき、無料のWi

Nexus 6Pが届いた

20151105221617 無事に届いた。 海外荷物受付

Nexus 6Pが発送された

20151103103105 「発送しました」って内容のメールが

Nexus 6Pを発注した

20151031100625 それまでもネット経由でいろいろ調べ

→もっと見る

  • 名前:Max 年齢:人生の2合目くらい 誕生日:夏の暑い日 一言:他言無用ということでお願いします
  • あわせて読みたい
  • にほんブログ村 本ブログへ
PAGE TOP ↑