工藤光子/中村桂子「見て分かるDNAのしくみ」BLUE BACKS

公開日: : 書評(書籍)



20140129011458
DVDの映像によりDNAの細かい動きがイメージで分かる。

リーディング鎖とラギング鎖があってDNAが複製されるとか興味深い。本編ではDNA複製装置が動いているように説明されているが「詳しく見る」映像では、実は、逆にDNAのほうが動いていることが示される。こんな便宜的な映像も多いので、全部見て初めて分かったといえるものだ。

これに限らず、このDVDのメニューも少しミスリーディングな気がするのだ。「詳しく見る」は独立した映像の単位であって、決して大見出しに対するブレイクダウンではない。でもレイアウトはそうは見えない。これら「詳しく見る」も見ないと全部見たことにはならない。

塩基3つずつでアミノ酸ができるところまで高校で勉強した記憶がある。それがリボソームで行われ、かつ、コドンとアンチコドンにより、mRNAの上をtRNAが2つずつ連係し合って、アミノ酸配列を作り、しまいにはシャペロンに何度も入って蓋をされて締め上げられてたできるとはタンパク質の来歴もすごい。

全部すごい映像だけど、終盤に出てきたヌクレオチド除去修復の映像とか特にすばらしい。生物の不思議。




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