杉山俊幸「”死んだ”男、ペットを救う 小森伸昭氏[アニコムインターナショナル社長](ひと劇場)」日経ビジネス2006年4月10日号

公開日: : 最終更新日:2012/02/10 書評(雑誌), 日経ビジネス



小森氏はペット保険ビジネスの創業者として、ビジネス誌を中心にときどき見かけるし、“ショーンKほか「成功前夜 21の起業ストーリー」ソフトバンクパブリッシング”にも登場している。




焦った小森は、新聞の折り込み広告を出してみた。「かえって怪しさを増長させるだけだった」(小森)。当初の4,000万円は、見る見るうちになくなっていく




新しいビジネスをはじめるときの苦しみがよく描かれている




自殺は思いとどまったが、資金がないことには変わりはない。渡りに船となったのは、あるベンチャーキャピタルからの投資の話だった。ウィルキャピタルマネジメント社長の古我知史が保存する銀行通帳には、こう刻まれている。2001年1月19日、振込、5,000万円。古我は小森の話を聞き1分でいけると判断した。「米国で普及した医療サービス、ヘルス・メンテナンス・オーガニゼーションの考え方によく似ていた。私も興味のあったサービスで、発想は悪くない。即座に投資を決めた」


少し経って全国紙で同社のペット共済が紹介されると、事務所に6本あった電話は鳴りやまなかったという




ベンチャーキャピタルって簡単に金出すんだなあというような書き方になっている。その根拠がアメリカのHMOに似ている、というもの。確かにこれって既存のビジネスモデルを動物に適用したに過ぎないわけだ。別に侮っているわけではなくて、ビジネスというのはそういうものだということが時々いわれていることを思い出しただけ




時に激高し、ともすれば独断専行に走るきらいがある小森は、周囲の勧めもあって、1年ほど前から60歳前後のシニア層を積極的に受け入れている




へー、こうやってわざとストレスを作るというのは目から鱗だった




試行錯誤は、必ず正しい答えを導く。偉大なる数学者カール・フリードリヒ・ガウスからそれを学んだというから、真理探究好きな小森らしい。ある物体の長さを測る時、どんな精巧な測定器を使おうが、誤差は生じる。たとえ、少々精度の悪い器具であっても、幾度も幾度も繰り返し測り続け、その中心値を取るようにすれば必ず真の値を求めることができる。このように答えは必ず用意されていると説いたのがガウスで、小森はそれに感銘を受ける




この話はなんか使えそう。メモメモ


20060411212800


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