宮東治彦「新春特別対談 歴史に探る国と企業の盛衰の理」日経ビジネス2006年12月25日・2007年1月1日号

公開日: : 最終更新日:2012/02/10 書評(雑誌), 日経ビジネス

記事は少し古くなる。年初の日経ビジネスにおけるカルロス・ゴーン氏と塩野七生氏の対談より
年末年始に活字がインフレを起こすほどには内容が詰まっていないと思う中、この特集はおもしろく、いまでも記憶に残っている
最近、日産のリバイバルの話がかすんで見える。最近の目標が達成できなかったり、当時のV字回復は会計上の操作が寄与するところが大きいという指摘があったり
この部分を読んで、日本史しか知らない私は、大内義隆とか徳川慶喜とかと思い出した。NHK大河ドラマ「毛利元就」では前者が風間トオル、同じく「徳川慶喜」では後者が本木雅弘だ
往時の野蛮さがなくなって上品になってきたら、終焉が近いということは、企業にも当てはまるということだ、なるほど

(塩野)最後の皇帝は、いかにも最後の皇帝的でしょう? エレガント(優雅)で、人がよくて、ジェントルマンで
(ゴーン)そのとおり。終焉を迎える時代の指導者はみんないい人で、エレガントで、事情にクリエーティブ(創造的)で。国家が崩壊したのは、脅威にさらされても、戦おうという情熱がなかったからではないでしょうか。企業も同じです。成功している企業のリーダーがいい人とは限りません。歴史は重要なんです。歴史を読めば、素晴らしい企業、弱い企業はどういうものなのか。あるいは新しいリーダー像や、去り行くリーダーというものが分かるんです
(塩野)作家をはじめとして、芸術家も同じです(笑)
(ゴーン)つまり終焉、崩壊というのはある意味、香水みたいなものですね。かぐわしくて、甘く、きれいで…
(塩野)滅亡するんですから、美しく滅亡しなくては。力を持ち始める時は少しは野蛮でもいいんです。ただ、やはり、円熟期に入る頃になりますと、エレガンスとか、ジェントルマンであるとか、そういうものと野蛮な力が、実に微妙な、絶妙な配合をするんです

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