加藤昌治「考具」TBSブリタニカ

公開日: : 最終更新日:2012/12/30 書評(書籍)



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多くのことが書かれているが、かといって翻訳本的なびっしりと活字で埋められているようでもなく、読み進められるペースは速い


カラーバスとマンダラートについて具体的なことがわかった。それ以外のものは結構知っていたので復習程度に


気になった手法についてより深く知ろうと思わせるアイデア出しの入門書的な位置づけか




p25.「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」:「アイデアのつくり方」(ジェームス・ウェブ・ヤング著)で提示された定義


p34.人間はなぜか評価する力だけは備わっていますから、何も考えてなさそうな人でもあなたの企画の良し悪しを、悔しいかな結構的確に指摘します。「分かってねえな!」と思うのですが、そのオヤジたちを乗り越えていくのもまた、アイデアマンたちの喜びでもあります


p44.カラーバス。方法は簡単。朝、家を出る前に「今日のラッキーカラー」を決めます。すると妙に赤いものが目につくんです


p151.オズボーンのチェックリスト:転用したら?(現在のままでの新しい使い道は?)応用したら?(似たものはないか?真似はできないか?)変更したら?(意味、色、動きや臭い、形を変えたらどうなる?)拡大したら?(大きくする、長くする、頻度を増やす、時間を延ばすとどうなる?)縮小したら?(小さくする、短くする、軽くする、圧縮する、短時間にするとどうなる?)代用したら?(代わりになる人や物は?材料、場所などを代えられないか?)置換したら?(入れ替えたら、順番を変えたらどうなる?)逆転したら?(逆さまにしたら?上下左右・役割を反対にしたら?)結合したら?(合体、混ぜる、合わせたらどうなる?)


p200.世の中はGive&Take。慣用句に言われている言葉の並び順は見落としてはいけないポイントです。最初に自分がGiveすると、いつか相手からTakeできる。いえ、自分がGiveしないと、相手からTakeできないんです


p217.本を読むことは疑似体験をすることです。アイデアや企画を考えるためには、誰かの身になり代わってみることが大事でした。多くの本に接することは、そうした疑似体験のバリエーションを拡げ、自分以外の視点、視座を持つことの近道でもあります


p233.フォトリーディングの項でご紹介した神田昌典さん曰く、「成功するためのノウハウはすでに明らかになっているのに、実際に行動に移す人は1%しかいない。だから成功するのは簡単なんだ」とのこと。そうなんですよね。ちょっと挑発的な言い方をすると、この本を読み終えて、そのまま何もしない人が99%いる、ってことです







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