門倉貴史「出世はヨイショが9割」朝日新書

公開日: : 最終更新日:2012/12/05 書評(書籍)



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正直、この本には後悔している。自分の信頼するある書店にて平積みになっていたので買ったのだ。同時に買ったほかの本はなかなかよかっただけに残念


内容は平々凡々としている。しかしここで取り上げるのは、そのような内容でも新社会人に会社の表層的な仕組みを大体理解してもらうには手っとり早いと思うからだ。ここで取り上げられている話はゴシップ的であったり、考え方の重心が定まらず乱暴な主張になっていたりするが、それも含めた総花的な記載となっているところに一定の価値、少なくとも価格なりの価値はあるのだろうと思う




p40.独創性やオリジナリティーが求められる仕事については、先輩サラリーマンはあまり新説に教えてくれない。付加価値の高い仕事ができるからこそ、出世して高い給料がもらえるわけで、そのような秘密を簡単には後輩に教えたくないという気持ちはよくわかる。筆者がシンクタンクに入ったときも、先輩の研究員はいろいろな試算や計算の方法を親切には教えてくれなかった




筆者の実際の経験はそうだったかもしれないが、自分の経験の範囲では、実は、そのような付加価値の高い仕事はないと思うし、先輩が教えてくれないのも、教え方や、そもそも教えるべきこと、そしてその内容まで知らないのだということが、しかもかなりの確率であったりすることに驚く





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  • 名前:Max 年齢:人生の2合目くらい 誕生日:夏の暑い日 一言:他言無用ということでお願いします
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