司馬遼太郎「関ヶ原(上)」新潮文庫

公開日: : 最終更新日:2013/02/18 書評(書籍), 司馬遼太郎



20081220505200








昔読んだものを読み返すことがあってもいい。司馬遼太郎の有名なものは過去に文庫本で買っているし、処分しても大したスペースを確保できないので持っていたもの。最近疲れていて気休めにと思って読み返している。これほどに軽い話だったっけ?という印象。年と経験がそうさせるということか。それともたまたま現在の心境によるものか


「関ヶ原」は、「国盗り物語」と「新史太閤記」を続けて読んだ後に読むのがお勧め




p28.「ひとは生得の短所はついになおせぬものだ。短所を改めんがために大苦しみするよりも、短所に大あぐらをかいて長所をのばすほうが、急務だ」


p80.彦根の市長さんである旧伯爵井伊直愛氏が学習院の小学生だったころ、ある夏、おじいさんが、旅行に連れて行ってやろうといって東海道線に乗り、関ヶ原駅でおろされた。その関ヶ原の夏草のなかに立ち、「お前のご先祖がここで奮迅の働きをなされたればこそ、お前はこんにち、安楽に暮らせている。ご恩をわすれてはいけない」と言われたそうだ」




このように何代にもわたって利益を及ぼすような偉大な先祖であれば法事も墓参りもしようというものだ。それ以外の庶民においてそんなことやるのはナンセンスだと思ったりする





google adsense

関連記事

no image

林成之「脳に悪い7つの習慣」幻冬舎新書

脳を低温にすることで救急患者の救命の率を上げるという、日大板橋病院で有名だった医師 三歳児神話をサ

記事を読む

no image

鈴木理生「東京の地理がわかる事典」日本実業出版社

じっくりと1ページ1ページ読み込んでしまう良書。本当かどうか分からないが、かなりマニアックな内容で、

記事を読む

no image

グリーンズ編「ソーシャルデザイン ―― 社会をつくるグッドアイデア集」朝日出版社

20120912002026 書き殴った感じの文章。本当にアイデアをいただくための本であり、何

記事を読む

no image

江藤淳「閉された言語空間」文春文庫

ずっと、名前が残る作家と、同世代の支持のみで終わる作家がいる。江藤淳という作家は後者で終わるのかもし

記事を読む

no image

斎藤美奈子「文章読本さん江」ちくま文庫

20120205232924 文章術とかレトリックに関する本は私の好むジャンルのひとつ。それらのな

記事を読む

no image

竹内淳「外国為替投資の基礎常識」実業之日本社

最近、外国為替証袖金取引がツイている。このところ毎週、万から10万の単位で利益を出している。ある金融

記事を読む

no image

三枝匡「戦略プロフェッショナル」日経ビジネス人文庫

タイトルは少し堅苦しい。しかし、内容は物語のかたちをとっているのでスラスラと読み進められる。少し単純

記事を読む

no image

久恒啓一「見晴らしを良くすれば仕事は絶対にうまくいく!」実業之友社

著者は昔、日本航空にいらっしゃったそうだ。個々の従業員は素晴らしい人も多いのに、どうしてこの会社は全

記事を読む

no image

プロとアマ、または顧客満足と自己満足/森博嗣「常識にとらわれない100の講義 」大和書房③

20130223112111 近接して、対照的な2つの記述があった p092.良い仕

記事を読む

no image

佐藤可士和「佐藤可士和の超整理術」日本経済新聞出版社

超整理術というよりは、仕事術として読んだ。というのは、整理術に関する新しい知識をい感じなかったら。む

記事を読む

google adsense

google adsense

pay整理とKyashへの収束

20181209101111 ソフトバンク系と楽天系のポイントが

楽天ペイのアプリとローソン

20181208145713 Rakuten PayがPayPa

銀行の口座振替(引落し)設定の解除

20181207112040 とある事情で、とある業者への支払い

Pixel3の購入と現状の整理

20181120110248 Pixel初代とPixel2が日本

ドコモ「dアカウント」と「ポイント共有グループ」の整理

20181106112305 ドコモに3回線MNPの顛末(2

→もっと見る

  • 名前:Max 年齢:人生の2合目くらい 誕生日:夏の暑い日 一言:他言無用ということでお願いします
  • あわせて読みたい
  • にほんブログ村 本ブログへ
PAGE TOP ↑