木下晴弘「涙の数だけ大きくなれる!」フォレスト出版

公開日: : 最終更新日:2012/08/12 書評(書籍)



書評や、この本の頭書きの推薦にあるように、泣きっぱなしとか、何度もゆっくりと読み返すとか、そういうことは自分にはなかった。それでもシンプルで力強い主張が印象的だった佳作。




p12.人が変わる瞬間というのは、そこに「涙」の存在があります。感動とともに、あふれた感情は自分を浄化していきます。しかし、多くの人はそうした感情を押し殺して生きているように思います


p29.「ただ、人間は欲が深いですよね。その時、その場所に立つと、もっと欲が出てくる。もちろん、欲求自体は悪いことではありませんよね。問題はそこからなのです。あとからわいてきた欲求がかなえられないからといって、なんて自分は不幸なんだろうと嘆いたり、なんてこの子はダメなんだろうと文句を言ったり、それでは目の前の幸せにも気づかなくなりますよね」


p76.「たとえば、それが吉野家というわけだろう。だからあのお金で、あの味のものが、あの短い待ち時間で食べられる。それが極めて有効な問題解決になるから、お前たちは行ってお金を払って食べるんだろ。もし誰かが自分の前にある大きな壁を取り払い、問題を解決してくれたら、お前たちはその人に何て言う?」


p92.驚いたことに、その佐賀北高校、試合中に相手チームを褒めるのです。例えば、相手がカーンとヒットを打ったとします。すると佐賀北の一塁手が、塁に立った相手走者に言うのです。「ナイスバッティング」。佐賀北と対戦して敗れたチームはみな佐賀北のファンになってしまったのです


p140.さて、生徒たちが両親にあてた手紙はどうするのか? 実はその日の深夜、生徒が寝た後で、先生たちは車で生徒の自宅に一番近い郵便局を回って、その手紙を投函していくのです。生徒たちが翌日帰宅するよりも早く、彼らの感謝の気持ちを両親に伝えるためです。その手紙には、生徒に内緒で速達の印が押されているのです。一刻も早く、彼らの自宅に届くように…


p154.「当たり前のことを当たり前と思えないほどの情熱でやる人たちには、そういう人たちのサークルがあって、つながりあってステージとして用意されている。当然、そういう人たちの人生は情熱的な人生であり、そこに触れた君たちも情熱的に生きることになる」


p169.私たちが何かの行動を起こした時に得られるものは「失敗」でも「成功」でもなく、「ある気づき」であるということです




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