吉井亮介「どこの会社でも通用する、ポータブル・スキルを身につけろ!」クロスメディア・パブリッシング
公開日:
:
最終更新日:2012/12/23
書評(書籍) p 仕事 自分 パブリッシング 亮介 ポジ ポータブル スキル 会社 信頼 クロスメディア
20100105005100
サクサクと、速読の効果が覿面な本。あんまり新しい知識はなかった気がするけど、読む人次第というところ
信頼の本当の定義は、同じことが再度起きること。ポジな意味でもネガな意味でも。そして、ポジなほうの信頼を得るためには、「いつもそうだ」といえるため、一度でもそれを裏切ることはできなくなってくる
p058.どうしても面倒だなと感じているときにも、もう一人の自分が頭の上から「簡単だよ。一歩目を踏み出しちゃえばいいんだよ」と語りかけてくるようになったんです。そしてそれは、ある気づきを私にもたらしました。「始めてしまえば、たいていのことは結構たのしい」とうこと
p078.不要だと感じた仕事や、人に任せたほうがうまくいきそうだという仕事があれば、人に渡してしまいます。自分の得意なことややりたいことをやる時間を少しでも増やして、より高い成果を生み出すために、どんどん仕事を削っていってしまいましょう
p102.「ありがとう」と言うべきときに、なぜか「すみません」と言っている。でも、「ありがとう」のほうが言われたほうは気持ちよいとなと思いました
p106.自分のことを考えてもらえることを、私たちはとれもうれしく思いますから、無意味に1通メールを送ることは、習慣のようにしてもいいのではないかと思います
p107.「悪意があるんじゃないか」と思うような言動をとる人はいます。でも、その言動は「自己中心的」であっても、「人に悪事をなしたい」わけじゃないと思うんです。悪気がない
p171.結論からいうと、ブランドとは「信頼性」のことですよね。もっと言うならば、「(次も)期待通りの仕事をしてくれるだろう」と思われること
google adsense
関連記事
-
-
小林秀之・神田秀樹『「法と経済学」入門』弘文堂
20121230083453 かなり古くなってしまった。しかし、現在も価値を感じる。各項で
-
-
日下公人「もっと頭のいい『生き方』をしろ!」三笠書房
20050920025730 また、少し古い本を読んでしまった。2001年に刊行された本
-
-
岩崎夏海「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」ダイヤモンド社
それなりに面白かった。じっくりと練られている うまくドラッカーを伝えられている。また野球というスポ
-
-
桜井章一「負けない技術」講談社+α文庫
自己啓発書、経営指南書ばかり読んでいては気付かない教えが多い 勝たなくても負けないという考え方、自
-
-
戸田山和久「論文の教室 レポートから卒論まで」NHKブックス
文章の書き方などの本を読む。結構好きなほうだ。しかし、論じている著者の文章そのもののレベルが悪いもの
-
-
ダイヤモンド社編訳「世界で最も偉大な経営者」ダイヤモンド社
これを読むと、偉大な経営者は時代の波にうまく乗った者ということができるのではないかと思う。そうでない
-
-
林田正光「リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと」あさ出版
ホテル勤務経験の長い著者による接客サービス術に関する知見の集大成。頷ける記述が多く、買って正解。
-
-
日本科学者会議「地震と津波」」本の泉社
20140916183550 地震と津波―メカニズムと備え著者 : 本の泉社発売日 : 2012-
-
-
安田佳生「千円札は拾うな。」サンマーク出版①
20071206060000 当時かなり評判の本。早期に買ったが、なぜか今まで読まずにおい
-
-
奈良本辰也監修「図説戦国武将おもしろ事典」知的生きかた文庫
内容はコモディティ。9割5分まですでに知っていた情報。戦国時代を通しでお浚いするのに便利。義務教育で