(後藤)「From Editors」週刊ダイヤモンド2012/02/04

公開日: : 最終更新日:2012/02/10 書評(雑誌), 週刊ダイヤモンド



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週刊ダイヤモンドは長いこと定期購読している。といっても3年の定期購読で更新したばかりだから、ちょうど6年?9年?


この週の週刊ダイヤモンドは、2つの特集が非常におもしろく楽しませてもらった。時節柄、ソニーの企業分析ってのは非常にピンポイントであり、この後にCEO続投断念があったというのもタイムリーだった。ジョブズのソニーに対する思いとか、印象深い記事が多かったが、なかでもソニーの役員の一覧表が秀逸。ここに名を残す名誉ってのは格別だ


顔写真と名前だけでなく、担当業務と判明している報酬額、そして寸評がある。例えば、「情報漏洩問題の責任者だが、いっさい表に出てこない」とか、「ウォール街出身者にありがちだが、会社のためというよりも、自身のためにビッグディールを求めがち」とか、「経営戦略を語れないCFO」とか。社外取締役に至っては「ハワイのソニーオープンやFIFAワールドカップへの招待旅行あり。妻の同伴可」とか


ここまで書くのは、内部への取材が相当にうまくいった、内部からも呼応があったということなんだろう。ウォークマン(オーディオテープ、CD、MD含め)の頃はソニーは好きだったんだけどね


最後に、この編集後記の欄でさりげなく書かれているのが、この特集の内容に対する裏書き、反歌になっていて、笑った




・「明日、サッカーの観戦チケットが1枚あるのですが、ご興味ありませんか」。昨年12月中旬、ソニーの広報担当役員から、編集部に不思議な電話がかかってきた。あまりに急なスケジュールでもあり、一同丁重にお断りした


・すると翌日には、もっと不思議なことが起こった。本誌が依頼していたストリンガー会長へのインタビューを断りたいという。単独のインタビュー記事なら受けられるが、「もし検証記事とセットにされるなら、批判されるリスクが高いと判断した」という


・ジャーナリスト出身のストリンガー会長が、まさか検証・批判を恐れて逃げたわけではあるまい。それとも「サッカーでも見て、経営課題は忘れてよ」というソニー流のメッセージだったのか




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