本田直之「ノマドライフ」朝日新聞出版

公開日: : 書評(書籍), 本田直之



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流行の本なので、カバーをかけずに公衆の空間で読むのが小っ恥ずかしい感じがした


前に読んだ氏の著書と同じ話も多い。パソコンは新しいものを持てとかさ(面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則)


複数のことを同時にこなすことで複合的な魅力を得るところが肝な気がした。また、カネがあるからといって幸せとは限らず、カネがないからといって不幸とは限らないこと、というメッセージがここでも言われていた




p022.北欧では経済成長が頭打ちになり、企業に給与を上げる体力がなくなった結果として、労働時間の短縮が進んでいます。法定労働時間が週37時間に定められているのです。日本でも早晩、同じことが起こるでしょう。生き残りをはかりたい企業は残業代を出さないことで人件費を切り詰め、そのぶんの業務はより安い労働力を提供する海外へアウトソーシングするようになります


p027.最初に「昇進を断るという選択肢もありうる」と受け入れる準備をしたら、もっと身軽になります


p061.複数のことを同時にこなすことによって、実はお互いが補完し合うとも感じています。私は日本ソムリエ協会認定のワインアドバイザーの資格を持っていますが、自分にとってはあくまで個人的にワインを楽しむことの延長であり、どの国に行ってもどんな国の人ともワインの話ができるのがメリットだという認識でした。わたしよりワインに詳しい人はごまんといますし、人に教えるなど考えたこともなかったのです。ところが、「アカデミー・デュ・ヴァン」から講座を持ってほしいとオファーが来た理由は、意外なものでした。「ソムリエやワイン業界の人のワイン講座ならいくらでもありますが、本田さんがぜんぜん違う分野の人だから面白いんです。しかもハワイでデュアルライフみたいなことをしている。そんな人がワインのことを語ったら、何か別の話が伺えるのではないかと」わたしが求められているのは、ワインのテイスティングや知識でないとわかったとき、人とまるで違う方向で行こうと決めました


p092.「いいよね、本田くんみたいな自由な生活っていうのは」いわゆる資産家と呼ばれる方々にお目にかかると、こう言われることがあります。みな稼ぐ必要がないほどの資産家で、その気になれば世界中に家を持ち、飛び回れる力の持ち主です。わたしはそのたび、「ぜひ、やってみたらいいじゃないですか」と言うのですが、彼らは一様に首を横に振ります。先日、ある資産家のインタビュー記事を読みました。不動産や株で成功し、いつも長者番付に名を連ねていた人ですが、その彼がこれまでを振り返り、どこにも移動できず、精神的にも仕事に縛られた自分の人生は貧しいものだった、と語っていたのです。ビジネスで結果を出す人ほど、本当はできるのに、時間や場所、精神的に縛られてしまっていることがあります。「物理的に」の窓ライフなど無理だと思い込んでいる。これはまさしく、「会社員だしお金がないから、ノマドなんかできないんです」とあきらめる人たちと同じです。かたや時間、かたやお金という違いはありますが、両者とも人生の大切な資産に関する感覚がずれてしまっています







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