アメリカのCitibankから手紙が来た、または、Section 1073 of the Dodd-Frank Act対応

公開日: : おかねまわり



20130115001652


外国の業者と付き合いがあると、その国の規制の適用や変更に伴い、ときどき変な手紙が来て参ることになる。非居住者の銀行口座については、たとえば源泉徴収税対応のW-8BENとかなら、もう慣れた。でも、そうでないサービス内容の変更だとちょっと対応を考える必要が出てくる


今回は、日付は2012/11/14になっている。たった2枚の表裏4ページぐらいの手紙だが、実はいままで面倒で放っておいた。あらためて読んでみると、こんな感じ




Important Changed to International Citibank Global Transfers and Wire Transfer Service for Customers


We want to inform you that on February 7, 2013 a Federal regulation, implementing section 1073 of the Dodd-Frank Act, will take effect that requires us to provide you with certain information when you transfer funds from your U.S. accounts to accounts outside the U.S. Although this regulation becomes effective February 7, 2013, you may begin to receive some of the required information before that date.


While we believe that the required additional information will enhance your experience, we may not be able to provide the information for certain international funds transfer services, and as a result, we may not be able to complete your transfer. It is important that you be aware of the potential impacts, described in more detail later in this document.


Although these regulatory changes will affect certain international funds transfer services for customers, they will not affect any of our domestic funds transfer services listed below. Wire transfers from a business account are also not affected by these changes.




相変わらず、リジッドな文章に感銘を受ける。誤解のないように、一つひとつの単語に意味を持たせて作ってある感じ


なんか、ドッド・フランク法の1073条ってやつが2013/02/07から施行されて、だから、銀行口座の国際的な送金が面倒なことになるらしい。といっても、まずは銀行側の面倒。その主旨は、「国際送金に際しては、その費用の明細を明確にして、銀行が顧客に説明せよ」ということのようだ。しかし、銀行としては、いままでのサービスに付加して、これをバカ正直に対応していては商売にならないということもあり、具体的な当てはめにおいては、既存の一部の送金サービスの停止も含めた対応になるようだ


例えば、各国のCitibankの間での送金については対応するものの、よう分からん外国のよう分からん他行の口座への送金に際しては、どのようなチャージがされるか調べるのにも一苦労だ。だから、そもそも送金を受け付けない、ということもあるらしい


確かに国際送金については、分かりにくい制度というか慣行があって、なんか正統の説明などがあればいいと思うんだけど、個別の銀行でもこの辺が事前に明確に説明されることがなかったように思うな。「リフティング・チャージがかかることがあります」とか、「送金先の銀行口座でも取扱手数料がかかることがあります」とかな


多数の当事者がそれぞれビジネスのやり方を決めているので、とても説明し尽くしたり、整理したりということができないんだろう。あんまり、その辺を整理するインセンティブっていうのもなく、こんな規制でもできなければなあ、と。そういうことかな


これってCitibankのような世界的なリテールバンクにとっては囲い込む機会になるということかな。っつーことは、サブプライム危機のときに怖くなって解約した日本のシティバンクの口座をまた開いてみようかなと思ったりして


日本のシティバンク、口座維持手数料を避けるためのミニマムバランスは、日本円換算で50万円か。こんど、新宿東口の支店に行ってみようかな。近いし、土曜日やっているのでカレンダーどおりの仕事をしていてもいいし。それに、ここだと銀行コードと支店コードをあわせると、0401040となって、回文というかシンメトリになる、というだけなんだけどさ





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Comment

  1. ky より:

    なんかいろいろ来るね。
    米国に憧憬を持つ者として、米国citibank口座と小切手帳は大事に持ち続けている。

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